久しぶりに
前記事で 冬季ニジマス釣場を取り上げた私
日曜日10月24日に行こうかなと思ったが どうもは沈める釣りは気が乗らない。
かといって冬季ニジマスの水面の釣りは コンデイションも大きく左右する
勝手知ってる所は良いが あまり行ったことない所はちょっとギャンブル。
ドライフライで確実に相手にしてくれる魚がいる所となると
一番は小菅村の冬季ニジマスだが 今年は11月から..........。
元々あまり興味のないニジマスなので 実績が少ない所は気が重くなって
朝から もぞもぞ 動かないでいた。
秋には普通のフライフィッシングをしようじゃないか!
ということで 昼からやろうと思って 久しぶりに養沢毛針専用釣場
何故か 冬季ニジマス釣場ではなく管理釣場 ここなら 養沢川そのままの流れ
特にデカいのを入れているわけじゃなく 普通にドライフィッシングができる。
まあ 冬季ニジマス釣場じゃないけど一般河川のままの所で釣りができるので
許して!(尚事務所のすぐ下には釣堀特有の区画の所はありますがそれは入らない)
そして私はメンバーカードを持っている10年以上前通ったこともある
数年前にも 大雨続きで行くところが無くて入ったことも
まあ 肩ひじ張らなくてできる感じに 行ってみた。
ちょっとトラブルがあったけど まあ良し
ま いつもの源流ほど きれいじゃないけどね。
最近は ほぼ6.9のショートロッドで16fttぐらいのリーダーテイペットで
源流や藪沢を釣っていましたが いつものごとく秋から冬は8.3ft位のロッドで
20フィート超えのロングリーダーテイペットで広々した溪でドライフライを流す。
フライフィッシングらしい釣り方ですね。 ただ..........ミッジがつらい。見えん!
#22以下は糸を通すのもつらいし でもハッチしている水生昆虫だけじゃない
管釣になるとちょっと様子が違いますね。みんな同じようにハッチしている
ミッジサイズを流すので見切られます。高く浮かせたり若干沈めたり それでも
毛針を吸い込んでも 口を閉じない 確実に餌と認識してから口を閉じるのを待つ
でも 幾度となく出るけどフッキングしないなあと そうだ! 流行りの
テンカラ師さんも多いから だからかなり神経質なんでしょうね。
管釣だと岩ばけしないし 岸際で釣るし 水中毛針でも接近して緊張しながら
だまされるから ニジマスは ちょっと疑心暗鬼かな?
で そこで私の戦略 だったら みんなが使わない毛針を使う!
時々 カデイスが飛んでいる。 だがそこまでになると大きさやシルエットから
さすがに出ないだろう。 0.5mm未満無数の虫の中に 時々7-8mm位の
メイフライがハッチ&飛翔している。これなら出る可能性があると思った!
TMC103#19&#17のパラシュート 色は何でも ちょっと流れがあり
深みがあれば そこそこ出ましたよ。
神谷橋の上を少しだけやってみました。
こっちに人が多かったので橋上にしました。
夕方ライズが多数あり いい感じなのですが 基本水面下を食べています。
ミッジを流しても 時々出るのですが見切られます。
目先を変えてパラシュートを入れる そうするとフッキングできます。
但し1-2回までです。出来れば流れのあるところが一番良いです。
まあ やっぱり足で稼ぎましょう。
ここの管理事務所 雰囲気あります。 そして この管理釣場は良い所です。
戦後GHQの法務部に勤めていた方が流れを借り上げ 米軍関係の毛針専用釣場に
のちに地域運営委託した管釣 毛針釣りしかできません。
アメリカンなようで This is japanってところでしょうか?
妙に手を入れていないのが良いですね。 まあニジマスは 少しに気になりますが
ニジマス自体はアメリカ人の進出とともに 世界各国各地に移植されていますから
ある意味致し方ないのです。
出来れば山女魚を中心に岩魚と在来種だけにして欲しいのですが在来種だけだと
10月からは釣りができない条例ですのでニジマスもしょうがないのかも?
そんな条例を作らなくてはいけないほど 溪魚の危機かもという事かもしれません。
そろそろルアーなんて捨ててしまえ! 簡単に釣れるが 引張る為に
引掛け釣りみたいになることも多く 魚体を傷つける可能性がある。
そして日本の溪魚は小さい。50㎠級でも普通に渓流のフライシステムで釣れます。
渓流述べ竿なんて折ってしまえ! 餌釣りは釣れて当たり前 それって面白い?
まだ釣った魚を食べるの?リリースすれば放流が無くても魚は増えます。
リリースすれば また明日釣ることができます。
餌の場合は飲込まれる可能性も高いそして釣り過ぎてしまうことも多い
傷つけることや抜いてしまうと 魚が居なくなる 可能性もある。
よって釣人が増えた場合は入渓規制という考え方もできる?
積極的 自然保護を考えて 溪魚の増殖を考えると放流せずにリリース
環境省もそう言っていますよね 漁協さん都道府県の水産担当者さん。
ちょっと 過激かな?
まあ 簡単に釣れてしまう 釣り方はそろそろお終いにして
もっと考える楽しい釣り方 魚に優しい釣り方で遊びませんか?
ナチュラルドリフトで水面で釣る。いい考えだと思います。
ex.アユは餌釣りではなく多くが友釣りになっているのは
小さい時蚊針で沢山釣れる それは大きくなってからも餌の工夫で釣れてしまうし
釣り過ぎて居なくなってしまう まして今は琵琶湖からの買ってきて
放流するのが大半の鮎 なので大きくなってからの友釣りだけにしたと聞きます。
種の保存の為 毛針釣りにしましょう。
そして毛針釣りは最強の釣法という方もいます。(著名な釣り師の方ですよ!)
みんなで毛針釣りをやろう!
まあ私自身はそれほどナチュラリストではないですが 楽しいものは楽しい!
一応業界筋の仕事はしていません あしからず
さて 低山の紅葉は まだかな? 歩かないといけない。
« 今日は強風で行かない お勧めの冬季ニジマス釣場ご紹介? | トップページ | やっぱり11月に入ると....。 »
「フライフィッシング」カテゴリの記事
- では 秩父のライトな源流に行きましょうか?(2024.05.09)
- 3月末にウェットウェーデイング行けたので 山藤は まだだけど ちょっと行ってみる(2024.05.04)
- 解禁ひと月 凍結だった小菅林道は...(2024.05.01)
- おおお 陽気が良い日がやって来た!(2024.03.27)
- 2024年 解禁渓流散歩 2!(2024.03.21)
「渓流」カテゴリの記事
- では 秩父のライトな源流に行きましょうか?(2024.05.09)
- 3月末にウェットウェーデイング行けたので 山藤は まだだけど ちょっと行ってみる(2024.05.04)
- 解禁ひと月 凍結だった小菅林道は...(2024.05.01)
- おおお 陽気が良い日がやって来た!(2024.03.27)
- 2024年 解禁渓流散歩 2!(2024.03.21)
「釣り」カテゴリの記事
- では 秩父のライトな源流に行きましょうか?(2024.05.09)
- 3月末にウェットウェーデイング行けたので 山藤は まだだけど ちょっと行ってみる(2024.05.04)
- 解禁ひと月 凍結だった小菅林道は...(2024.05.01)
- おおお 陽気が良い日がやって来た!(2024.03.27)
- 2024年 解禁渓流散歩 2!(2024.03.21)
こうたろう様、はじめまして。
Flyfishing+ from Mt.Pigeons! というブログをしております、しげと申します。
いつも楽しく拝読させていただいていますが、今回のエントリーについてはコメントさせていただきました。
渓魚の禁漁について定めた漁業規則は、私はどんなに魚が増えても必要な法令だと思います。
透明度が高く、水量のない所に住み、産卵する渓魚の生態から、乱獲されやすい…と思うからです。
産卵期が把握しにくく、広く、濁った場所に住む魚種ならば、そこまでシビアではないと考えますが…いかがですか?
私はフライ、ルアー、エサで渓流釣りを楽しんでいます。
メインはフライ・ルアーですが、エサ釣りも奥が深く面白いです。
ルアーって、簡単に釣れますか?
私はそうは思いませんし、むしろ難しさを楽しんでいます。
エサ釣りって、面白いですよ。
私の渓流釣りの先輩には、エサ釣りの方が何人もいますが、それぞれ自分にあった釣法を見つけ、腕を磨き、仕掛けを工夫して楽しんでいます。
フライフィッシング以外は簡単で、面白くない???
それぞれの釣りを真剣に極めようとしている方が、世の中にはたくさんいます。
こうたろう様のご意見は、あまりにも乱暴ではありませんか?
フライフィッシングという限られたジャンルだけでなく、もっと広く深くご自身で経験し、その上でのご意見なら別ですが、どうでしょうか。
失礼を申し上げましたが、私の正直な気持ちです。
余計なことを書き、申し訳ありませんでした。
投稿: しげ | 2021年10月29日 (金) 18時43分
はじめまして そしてコメントありがとうございます しげさん
比較的お近くにいらっしゃるようですね。
ブログの方は時々拝見させて頂いております。
(長いです)
独学でフライフィッシングを始めて源流域にやっと入り始めるようになりました。 良い先輩がいてという事ではなく 一人で魚が釣りたくて右も左も分からないまま 渓流へ入っていきました。 (インドアで作詞作曲をしたりしてギターを弾いていた人間 ちょっとアウトドアが出来ちゃったぐらいでした。)
一応私自身は餌釣り はほぼやったことはありません。
ほぼ大昔の小学生の頃だけ よって渓流餌釣りは ほぼゼロ
ルアーは一般渓流では原則(ちょっとあるけど)ありませんが
バスフィッシングは四国の早明浦ダムで釣ったり 河口湖に夏も冬も通っていました パターンは当時OKという感じでした。今はどうだかわかりません。
霞ヶ浦や北浦は通いはじめてポイント探し的な段階だった
埼玉県では野池で30cm超えを出し始めていましたが 実は渓流でも時々ルアーを投げていました極めるほどではありませんでしたが釣れます。 それよりも高価なルアーのロスがかなり痛い 割に合わないなあと いつしかフライ優先になりまして そんな中 追分宿で早春の湯川にラージマウスバスが流れの中こんな所にいるわけがないのにいました。 寒さの為身動きできずに かわいそうに 当時ちょうど業界筋やルアー好きの人たちが 違法放流をしていると言われ始めた時でした。 その時から私はバスフィッシング ルアーを止めました。 ある意味怒りを感じていました かわいそうなバスでした。 但し 今でも時々冬季ニジマス釣りにはルアーを使うこともあります。 渓流ルアーはそこそこ釣れます。 シュチエーションさえ合えば爆釣だと思いますが その状況はなかなか無く 私はめぐり合っていません。
まその程度です。 20年越えて毛針で渓流に入っておりまして
そんな中 渓流でルールを守らない人も多く それがダイワの高価な衣装をまとった餌釣りの人が釣り禁止の所に 毎週末に同じ人が入ってという確信犯をあっちやこっちで見かけてしまったり。
福島や日光で 沢の奥に入って 毛針に出たと手元に寄せたら あああお腹がえぐれている大岩魚 管釣じゃないでしょと思う それも多分ルアー3本針じゃなくてシングルフックみたいな。 また直接 ルアーを使って引掛け釣りをやっている人を見てしまったりしています。 長くやっていて 毛針釣りでルール違反を未だ見たことが無いのです。 それが全てではないと思いますが
餌釣りにしてもルアー釣りにしても未熟だと魚を傷つけることが多い釣法だと思っています。毛針釣りではスイングさせると傷つけやすいとは思いますが
渓流魚(ニジマスは別)にスイングさせるところは限られます。
毛針釣りは原則 特にドライフライは 攻めではなく 待ちの釣りですから傷つけにくいのかもしれないです。
少し過激な言い方をしていると思います。 他の釣法を否定するわけではないですが 現状では放流しないと溪魚を維持できないことを考えると 少し溪魚に優しい事を考えた方がいいのではないかという事を思って書いております。 漁ではなく遊び。
例として 10数年前に全く魚影が残って居なかった秩父中津川ですが C&Rで毛針釣りのみだけになってから 覗きに行ったら魚影が残っています。発眼卵だけはやっているようです。 餌釣とルアー釣が入らないことで魚籠を持ってはいることがやりにくくなっている 最近のフライフィッシングには魚籠(クリーク)は似合わない。 C&Rの効果だけじゃないと思います。
でも私は 各地のC&R区間も含めて 餌釣りの人もルアーの人も釣りをして欲しいです。競合してその中で釣りしたいです。 今年おじかきぬ漁協さんでテンカラ専用C&Rを始めましたがこういう風に釣法を限ってという方法はあまり良い事だと思っていません。むしろ釣法は制限せずに源流域までC&Rにして欲しいぐらいです。(最近禁漁期になって投網で入った人が居たらしく警察沙汰になったようです)C&Rだけじゃないですが 源流域はやはり保護の為 リリースを前提にした考え方になるような施策が必要に思います。
いろんな考え方があると思いますが 自然の溪魚が少なくなっている昨今考えさせられると思っています。 そこで少し魚に優しい釣法を考えたいなと思う次第です。
尚 成魚放流のある所ではあまり気にしないです。でも少し考えて欲しいと思います。
少し反省 ちょっと過激な言い方過ぎました。
少し山に登って頭を冷やしてきます。
しげさん よろしければ これからもお越し頂きご意見等頂ければ幸いです。
投稿: こうたろう | 2021年10月30日 (土) 04時06分
こうたろう様、おはようございます。
返信ありがとうございます。
私も源流域までC&Rには賛成です。
ただし、例えばこうたろう様のホームリバーでもある奥秩父の水系で言えば、漁協の放流による岩魚の放流は手放しで賛同できません。
在来の赤岩魚が放流された他種と交配して、原種がほとんどいなくなったからです。
漁協の放流が不可能な、険しく、遠い一部の水域にのみ、原種の赤岩魚が生息していると見受けられます。
片道5時間歩く所までは日帰りで行きましたが、そうした場所は赤岩魚が健在でした。
でも、3時間は微妙なラインというのが私の感触です。
C&Rの効果は認めますが、本当の源流域は漁協の監視員も行かないですし、取り締まりができません。
また、釣法制限も、同様な理由から守らせることは不可能です。
そう考えれば、絶対的な距離のみが渓魚を守ると私は思います。
釣り人以上に、釣り以外による密漁のダメージが深刻ですが、これも距離があることで制約となります。
鍵のかかっていないゲートもありますが、バイクもくぐれない堅固なゲートを作り、「自己責任で歩いていくしか方法はない」状態にすることが、最も効果的だと私は思います。
話がそれてしまいましたが、そんなことを考えています。
長々と失礼いたしました。
投稿: しげ | 2021年10月30日 (土) 09時19分
ありがとうございます しげさん
たしかに そうですね奥秩父の岩魚の放流はダメですね。
そして3時間はその通りだと思います。 その辺りは まだまだ未熟な溪経験なので近いうちに行きたい線を越えられるかどうかの所です。 赤岩魚らしいのは見ていないです。全部日光系やっぱり源流までC&Rは良い考えと思います。
ですがゲートだけじゃ多分無理かと思います。 それを実行するには漁協から行政へ実権を返して 行政的に いくつか必要な川や沢の入口(現ゲート以外でもいいと思う)に現実的ではありませんが検問所を設けて確認するしかないと思います。。
でも東京近郊で そこそこ溪魚が残るようになっただけ改善したなと思います。 (但しコロナで渓流に人が増えてまた魚が居なくなりそうな感じです。)あとは原種の保護ですね。本当の意味の赤岩魚はまだ見ていないと思います。 見たいものです。
私自身やっと秩父がホームリバーになって来たと思い始めていますが
以前は あまりにも魚が残って居なさ過ぎて秩父は諦めていました。 毛針を流していると邪険にされ 毛針を流している所に脇から延竿が伸びてきたりもありました。
そして逃げて小菅川の源流域に行って 人の多い激戦区で釣果を出し段々奥へ入り いい岩魚が出ると 「秩父より近くて名栗より釣れる」と言いながら通っていました。 小菅源流域で良い魚が普通に釣れて 他に行くようになって 時々裏磐梯や日光の裏の沢に行ったり 日帰りで歩けるように練習して体重100kgfでも歩けるようになり どうにかこうにか少しだけ秩父の入口辺りまで歩いて行けて釣果を出す方法を見い出したくらいです。
だからできるだけ近くに魚が残って欲しいです。 で残すために優しい釣りをして欲しいという願望が大きかった感じですね。
投稿: こうたろう | 2021年10月30日 (土) 17時37分